■ヒップ巻き

腰痛が慢性化するとさまざまな悪影響が・・・?
現代人はどうしても運動不足になりがちです。 座り仕事、立ち仕事の職場もけっし少なくありません。夏場はエアコンで冷やすことも多く腰をとり巻く環境は良いとはいえません。

骨盤の歪が小さい場合は、それほど痛みがなく慢性化しやすくなります。なぜならこのタイプはいつの間にか痛みが消えてしまいますが、痛みが消えたのは治ったからではなく、そこが痛まないように組織が固まってしまったからです。

こうなると毛細血管が圧迫されて、筋肉細胞へ新鮮な酸素と栄養素を十分に運べなくなってしまいます。その結果、腰の動きが悪くなって動作も思うようにならず、なんとなく腰が重く感じるようになってしまいます。つまりこれが慢性腰痛です。

慢性腰痛が怖いのは、さまざまな症状の引きがねになることです。
腰の動きが悪くなるために、首、肩、足などに負担がかかり、やがてひどい肩こりや足の疲れ、痛み、シビレなどが表れてきます。慢性の腰痛は組織が固まっているので、そう簡単には治りません。

しかし紹介する「ヒップ巻き」を根気よく毎日続けてみてください。しばらくすると、今までよりもひどい腰痛が出てくることがあります。これは腰の筋肉が緩んできて仙腸関節への圧迫がとれたためです。いわば治る「前兆」なのです。
その後、効果は確実に表れます。